府防犯モデルマンション 登録100件に到達 京都

防犯ガラスや二重ロックを配置した防犯効果の高いマンションを普及させようと、NPO法人京都府防犯設備士協会」が創設した府防犯モデルマンション登録制度の認定件数が100件に到達した。

 防犯モデルマンション登録制度はマンションの防犯性の向上が狙いで、平成11年に広島県で始まり、22都道府県(昨年3月時点)で導入されている。府内では16年から始まった。認定されるためには、割れにくい防犯ガラスや2重の鍵など、およそ120の審査項目を満たす必要がある。

 府警によると、府内では今年1〜3月、窃盗やわいせつ行為などを目的にした住居侵入事件が227件発生し前年同期比8・6パーセント増えている。そのうち約3割がマンションなどの集合住宅を狙った事件だった。しかし、制度創設以来、府内の防犯モデルマンションでの事件は2件に止まっている。

 100件目の登録マンションとなったのは、京都市中京区鉾田町の「ライオンズ鴨川二条ロイヤルグレイド」。乗る前に内部を確認できるモニターがついたエレベーターや、侵入防止柵などを設置している。

 同マンションで開かれた記念式典には、約20人が出席し、協会から施工業者に100件目の記念プレートが手渡された。同協会の仲良二会長(66)は「住居侵入などの犯罪はなかなか減らない。防犯モデルマンションが地域安全のシンボルになっていってほしい」と語った。

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