高級マンション施工ミス問題 建替え決定

都心の一等地、東京・港区南青山に建てられた高級マンション。

20日に購入者に引き渡される予定だったが、このマンションでは、
2013年12月に構造上の大きな不具合が発覚したために、販売が中止された。

今回、売り主の三菱地所側は、マンションを取り壊し、建て替えることを決定した。
完成間近の超高級マンションに、施工ミスによる不具合が見つかった問題。
このマンションは、解体され、建て直されることが決まった。

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南青山の一等地に鹿島建設が建設し、三菱地所レジデンスが販売した超高級マンション「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」。
ほとんどの部屋が、100平方メートル以上の広さを誇り、プライベート感覚で使えるエレベーターもあった。

価格は、およそ8,000万〜3億5,000万円という超高級物件。

ところが、インターネットの書き込みをきっかけとして、完成間際に多数の不具合が発覚した。

コンクリートに水道管などの配管を設置するための穴が開いていなかったり、新たにコンクリートに穴を開ける際、
鉄筋が切断されるなど、その不具合の数は、およそ750カ所にのぼる。

2014年1月、三菱地所レジデンスは「引き渡しはできない」と、購入者に伝える異例の事態に発展した。
1月25日の説明会で、購入者は「一番最初に謝罪をしていただきましたが、全く心に響かず、非常に悲しい思いを、
この場でもさらなる精神的苦痛を受けたと考えています」と語り、怒りは収まらない様子だった。

先週末にも、あらためて説明会が行われ、建物の解体と建て直しが決定したと報告された。

購入者が解約に合意した場合、手付金は全額返金され、さらに代金の20%が支払われることになるという。

つまり、1億円の物件を購入した場合、2,000万円が支払われることになる。

問題となっているマンションは、解体と建て直しが決定したからか、作業工程には「内装材・設備材の搬出」という字が記されていた。
マンションの解体は、6月をめどに開始され、引き渡しは3年半後の予定となっている。

この決定に、近所の人からは「(工事中は)すごい騒音で、それは大変でしたよ」、
「わたしたちは、何のあれもなく、2年ぐらい我慢してきたわけですよね。それがまた、
あと3年とか4年とかかかると言うので、ちょっと気が遠くなりそうな」などといった声も聞かれた。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00264969.html


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