マンションを買ったあとも10年間、面倒をみてくれるサービス登場

新築マンションを買うと2年ぐらいはアフターサービスが受けられるが、そのあとは自分でなんとかするのが一般的。だが野村不動産の新サービスでは、ものによりお金はかかるが10年間はメンテナンスが受けられるという。どんなサービスなのか、開発担当者に話を聞いてみた。
設備の10年保証やトラブル対応、長期点検が受けられる


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野村不動産が発表した新サービスの名前は「NEXT PASS 10」。新築マンションの引き渡し時に購入することで、3つのサービスを10年間受けられるというものだ。
1つめはガスコンロや給湯器、換気システムなど住宅設備機器の保証期間を10年に延長する「住設機器延長保証」サービス。機器に不具合が発生したら、出張修理や部品交換に応じてくれる。回数制限はなく、修理しても直らなければ新品に交換もしてくれるという。
住宅設備機器以外の水のトラブルや電気設備、建具などの不具合は、2つめの「緊急&リペアサービス」で出張対応してもらえる。スタッフ1名で30分以内の作業までは無料だ。
さらに3つめの「長期メンテナンスサポート」では、5年目と9年目に専門スタッフが訪問して点検してくれる。住宅設備機器を中心にチェックし、水まわりや電気設備、建具などのメンテナンス作業も無料(消耗品は有料)で受けられるサービスだ。

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10年間は売主の責任で困りごとに対応してい

同社が分譲するマンションでは売主による2年間のアフターサービスのほかに、管理会社が専有部の困りごとに対応する3年間の「リビング Q コール」のサービスを2010年4月から実施している。さらに今回、10年間のサービスを導入したのはどうしてか、同社住宅事業本部プラウドカスタマー部センター長の中村篤司さんに聞いてみた。
「当社では入居当初のサービスをご提供していますが、住宅設備機器や建具などの不具合は年を経るほどに発生しやすく、修理をどこに頼めばよいのかお困りのお客様も少なくないのが現状です。そこで引き渡しから10年間は売主の責任で専有部のお困りごとに対応することで、お客様の期待にきちんとお応えしていこうと考えたのです」
気になるサービス価格は物件により多少異なるが、20万円前後になる予定で入居時に支払う仕組みだという。まとまった金額ではあるが、不具合への対応が無料や少額の料金で受けられ、さらに長期点検で設備や建具をメンテナンスしてもらえることを考えると、合理的な金額といえそうだ。


メンテナンスすることで、購入時に近い状態を維持できる
新築で買った家も、何も手入れをしないと購入時の状態を維持できないもの。住宅設備機器は一生モノではないし、家の経年変化で不具合や汚れやキズもつく。メンテナンスをすることでいかに購入時の状態に近づけるかが大切なようだ。
「お客様への事前のご説明では、すでに持ち家をお持ちでメンテナンスのお困りごとを経験ずみの方や、お一人で修理に対応しにくい女性の方などに特にご好評です。入居時にサービスを購入されるかどうかご自分で判断していただくことで、メンテナンスの重要度に対する意識を高めていただけるのではないでしょうか」(中村さん)
新サービスは同社が分譲する「プラウド市ヶ谷南町ディアージュ」と「プラウ南浦和」をはじめ、首都圏で新規販売するプラウドマンションから順次導入し、関西・名古屋・仙台など各エリアや一戸建てにも提供していく予定だ。
10年間の長期サービスを一括購入するという、これまであまり例のない仕組みだけに、今後の取り組みが注目されるところだ。


http://suumo.jp/journal/2013/11/26/55491/?vos=nsuusbsp20111206001


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