首都圏マンション発売53%増

先月首都圏で発売された新築マンションの戸数は、住宅ローンの金利が低いうちに購入しようという人が多いことを背景に、前の年の同じ月に比べて50%余り増えました。

民間の調査会社「不動産経済研究所」によりますと、先月、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの戸数は合わせて4145戸で、前の年の同じ月に比べて53.3%増えました。
これは、8月の発売戸数としては平成17年以来8年ぶりの高い水準です。
また、発売戸数が前の年の同じ月を上回るのは4か月連続です。

背景には、住宅ローンの金利が低いうちにマンションを購入しようという人が多いことや、東京で戸数の多い大型の物件が発売されたことなどがあります。
不動産経済研究所は「今後もマンションの発売戸数は増え続けるとみられるが、販売価格の上昇も続いており、契約率が低下しないか注視していく必要がある」と話しています。


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