【管理費見直し:管理費削減】 集合住宅住民、自治会加入を2013年「分譲並み賃貸」拡大か?

1973年に住宅数が世帯数を上回る、住宅供給過多になり40年・・・

2003年には居住者のいない住宅は703万戸、で
住宅ストック数(約5400万戸)は、総世帯(約4700万戸)に対し14%多くなり

それから10年、新規の住宅販売には大きな陰りが訪れそうです。。


2013年「分譲並み賃貸」拡大か?

「持ち家派」か「賃貸派」か? 


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住まいをめぐるスタンスは人によって大きく異なっている。
ただ、生涯住むことを想定した分譲マンションなどに比べ、
賃貸物件は構造・設備などのグレードが劣っているイメージがある。
じっさい、賃貸マンションの薄い壁で生活音が漏れ、困っている人も多いだろう。

しかし、このところ、そんな賃貸物件のマイナスイメージを覆す
「分譲並み」の機能・設備を備えた賃貸マンションが登場しつつあるようだ。
例えば、大手ハウスメーカー大和ハウス工業は昨年10月、
業界随一の遮音性能を実現した賃貸住宅向け高遮音床仕様
「サイレントハイブリッドスラブ50」を開発。
今後、同社の賃貸住宅に搭載していくと発表した。
木造や軽量鉄骨造の賃貸住宅では最高峰の遮音性能を誇り、
従来の仕様に比べて聞こえる音を3分の1程度に軽減するという。

また、積水ハウスの低層賃貸住宅シャーメゾンも、
上階からの衝撃音を一般的な賃貸住宅に比べて2分の1に低減した
「シャイド55」を開発。
加えて現在、太陽光発電システムとオール電化を組み合わせた
「シャーメゾン ECOスタイル」を全国に拡大するなど、
賃貸住宅の性能向上に力を入れている。

さらに、「ロングライフ賃貸住宅」をうたう旭化成ホームズのヘーベルメゾンは、
ハイレベルな耐久性や耐火性、耐熱性を誇る高性能素材
ALCコンクリートヘーベル」をすべての物件で使用。
同社の注文住宅「ヘーベルハウス」と同等の高い耐震性、
居住性能を標準化している。

大手ハウスメーカーがこぞってこうした「分譲並み賃貸」を
仕掛けているのはなぜなのか? 
SUUMO編集長の池本洋一氏によれば
「ここ数年は賃貸を『仮の住まい』から
『ずっと賃貸、あえて賃貸』と考える人が増えています。
その結果、分譲並みの設備・仕様を求めるニーズが高まっているようです。
特に高い遮音性や耐震性を求める声は多く、
ハウスメーカーもその部分は特に力を入れています。
今後は、『宅配ボックス』や『床暖房』『浴室乾燥』『防犯カメラ』など、
分譲では標準の設備が賃貸にも導入されるようになると思います」とのこと。

さらに、最近はハウスメーカーだけでなく、
三井不動産三菱地所といった大手デベロッパーも
賃貸住宅に注力する動きがみられるという。
今はまだ高所得者向けの高級物件が中心だが、
こういった流れにより賃貸住宅のクオリティが底上げされるのは大歓迎。
賃貸ユーザーにとっては朗報といえそうだ。


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