共用施設も刷新される！ 「1棟リノベーション」の魅力とは

共用施設も刷新される！　「1棟リノベーション」の魅力とは

リノベーションは、今や中古物件を購入する際のひとつの選択肢だけに留まらず、
住まい方の選択肢としてのポジションを確立したといってもいい。

間取り、デザイン、設備などの自由度の高さと、古いものを再生して長く使う手法に
魅力を感じる人も多いだろう。
そんななか、マンションの専有部分だけではなく、共用部分も変更、再生する
「1棟リノベーション」という手法がある。
専有部分のリノベーションとの違いを紹介しよう。

1棟リノベーションとは、その名のとおりマンション1棟が丸ごと
リノベーションされた住宅のこと。
専有部分のみならず、共用部分をデザイン、機能の両面でバリューアップし、
管理の充実などトータルで新たな付加価値を提供することが特徴だ。
主なメリットを大京リアルド、取締役・リノベーション事業部管掌の深谷さんに伺った。

共用部分も改修される

1棟リノベーションは、「居室と合わせて共用部分もリノベーションされるため、
建物共用部分の防水・配管・外壁など劣化した部分があれば改修されます。
また、セキュリティ面の強化やバリアフリー化、デザイン性の向上、
マンションによっては防災倉庫、コモンスペースなど共用施設も新設されます」。

販売後のマンションの場合、共有部分の改修は管理組合の合意が必要だが、
1棟リノベーションは販売前に売主が実施する。
これまで築年数が古いマンションではむずかしかった、
機能性とマンション全体の心地よさを手に入れることが可能というわけだ。

資産価値が高まる

1棟リノベーションされたマンションは、住みやすさ以外のメリットもある。
「マンション全体の大規模改修工事が行われることで、建物の“若返り”が図れますし、
共用部分も新築マンション並みにリニューアルされます。
リノベーションの費用が物件のバリューアップにつながりやすいので、
資産価値が向上した物件を新築に比べお求め易い予算で購入しやすいといえます」。
改修費用が物件の価値向上につながれば、リノベーションを選択するハードルが下がる。
従来のリノベーションより安心して購入しやすいといえるのではないだろうか。

アフターサービスが充実

1棟リノベーションの場合、共有部分は資産価値がアップするため、
手厚い保証が付くことがある。
例えば大京リアルドの場合、「当社のアフターサービス保証では、
既存住宅性能評価に加えて、既存住宅瑕疵保険、
リノベーション住宅推進協議会の定める適合住宅認定を取得予定です。…
築年数の古いマンションを安心して購入いただけるような保証サービスを整えています」。
保証内容は、各社によって差があるので、1棟リノベーションを検討する際は確認しておこう。

新築より安価

共用部分の改修があるため、1棟リノベーションは1戸単位（専有部分）の
リノベーションと比べると価格は高い。
しかし、立地や広さなど条件が同じ新築マンションと比較すれば安価になる。
新築マンションとも、従来の中古マンションとも違う、
第三の住宅商品としての新たな選択肢になるだろう。

最後に、大京リアルドが1棟リノベーション事業に参入した経緯について紹介したい。
住宅ストック（中古住宅）の増加、住まいの価値観の多様化によって、
新築と中古に加えて、第三の選択肢が求められるようになった。
大京リアルドは、この事業に先駆けて、「Renoα（リノアルファ）」という
専有部分のリノベーションマンションを取り扱っている。

主な特長としては、

・大京リアルドが売主。立地環境やライフスタイルを考慮し、リノベーションする
・中古マンションを取得する前に点検と検査を行い、
「一般社団法人リノベーション住宅推進協議会のアフターサービス保証」と
「大京リアルドのアフターサービス保証」がつく
・新築同様の内装や快適な住み心地が得られる　となっている。

※Renoα（リノアルファ）詳細：http://www.daikyo-realdo.co.jp/buy/renoalpha/
「この実績を活かして、１棟リノベーションでは共用部分までリノベーションを行い、
建物全体の価値を上げていきます。また仕入れ・販売・仲介・リノベーション・
管理まで一貫して事業を展開しているグループの強みを発揮して、
1棟リノベーションを広げていきたいと考えています」。

専有部分のリノベーションに加えて、共用部分のリノベーションが行われ
建物全体の価値向上が図れるなどのメリットがある1棟リノベーション。
中古を購入してリノベーションを検討している人は、
自由度、安心感、コストなど、それぞれの良し悪しを確認して、
選択肢に加えてみてはいかがだろうか。

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