選挙

自民・民主「212対27」=第三極は小選挙区20勝【12衆院選


 衆院選で自民、民主二大政党が激突した256選挙区の戦績は、
自民党が212議席と、民主党の27議席に大きく水をあけた。

日本維新の会みんなの党日本未来の党の「第三極」は204選挙区で二大政党対決に絡んだが、
議席を得たのはこのうち15選挙区にとどまった。

 自民党は、民主党との事実上の一騎打ちとみられていた52選挙区で44勝。
これに対し、民主党玄葉光一郎外相の福島3区や岡田克也副総理の三重3区など7勝だった。
山梨2区では無所属候補が自民、民主両党の候補を破った。

 「自民・民主・第三極」の構図となった204選挙区のうち、第三極が議席を得た15選挙区は、
岩手4区(未来の小沢一郎氏)や大阪10区(維新の松浪健太氏)など。
「自民・第三極」対決となった20選挙区では、栃木3区や大阪15区など4選挙区で第三極が勝利した。
自民、民主両党が候補擁立を見送った熊本4区でも、維新候補が議席を獲得。

この結果、第三極が小選挙区で得たのは20議席となった。
 
全300小選挙区のうち、2005年の前々回に自民党議席を得て、09年の前回は民主党が勝利し、
今回自民党議席を奪い返したのは138選挙区。前々回が民主、前回は自民、
今回が民主という逆のパターンはなかった。

選挙のたびに自民党民主党の当選者が入れ替わる「振り子現象」は半数近くに上ったことになる。 

 都道府県庁所在地の「1区」対決でも、前回8勝だった自民党は41勝と大きく勝ち越した。
都市部に強いとされてきた民主党はわずか5勝。
現行の小選挙区比例代表並立制で5連勝していた北海道1区や徳島1区、福岡1区でも議席を失った。

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