ママ友トラブル マンションの選び方で回避できる?

安倍政権下での経済政策「アベノミクス」による景気が回復は今のところ一進一退だが、今後順調に景気が回復するとすれば、ゆくゆく考えられるのが地価の上昇だ。地価が上昇基調になれば、投資目的や「同じものを購入するなら値上がりする前がいいという」考えで不動産価値も上がっていく可能性もある。また来年、再来年に控える消費増税を考えれば、「不動産の購入を検討するのはタイミングは今かも」と考える人は多いだろう。

 しかし、いざマンションや持ち家を購入するとなると、大半の人にとって安い買い物ではない分慎重にならざるを得ない。周囲の環境や設備状況は実際に足を運んでみなければ分からないことも多い。ましてや壁の薄さや収納の使い勝手などは購入してからようやく分かる情報だが、気に入らないからといって簡単に買い替えができるものでもない。

 だが、こうしたリスクを事前に回避する不動産選びの方法も誕生してきている。例えば今年3月にベータ版がリリースされた「マンションノート」(運営会社 株式会社レンガ) は全国50万件以上のマンションのデータを持つ日本最大級のマンションの口コミサイトだ。

 興味深いのが部屋の「耐震」や「新しさ」といった評価基準項目と同系列に「住民の雰囲気」が入っている点である。こうした一見数値化しにくい評価も、独自に開発したアルゴリズムによって採点をすることを可能にしているのだという。これに、マンションの住人自身や専門家、物件オーナーなどあらゆる立場の人が生の声を投稿し、共有することでより的確な情報を集めることに成功している。

 最近では集合住宅におけるママ友トラブルも少なくない。加えてこうしたご近所との関係は実際に住んでみて初めて見えてくる問題だった。このような最新のサービスによって“事前に”ママ友のストレスから解放される場所を選べる日も遠くないかもしれない。



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